このサイトを見ている人の多くは年配の方だと思いますので、今さら後悔しない就職先の決め方なんて関係ないという人が多いと思いますが、私の経験を踏まえて、もしこれから就職を考えている人に僭越ながら紹介したいと思います。
私の就職先の決め方
前の記事でも紹介していますが、私の場合、就職先についてあまり深く考えていませんでした。自分が学生時代に学んだことを活かそうとも思っていなかったし、特にこれをやりたいというものもなかったのでなんとなく流されるままといった感じでした。
現在も同じようなシステムになっているのかわかりませんが、私が就職する時は、理系の学部であれば人材を募集している会社が学校へ各学部1~2名ほどリクルートしていました。
学校では募集のあった会社の中から成績のよい人から順に自分の行きたい会社を選んでいくといった感じでした。もし募集のなかった会社に行きたければ、自分でその会社を受けに行くことは可能でしたが自分の周りにはそこまでしている人はいませんでした。
私の場合は成績がいいわけでもなかったので何人かの人がすでに選んだ残りの会社の中から、あまり評判の悪くない会社を選んだというのが私の就職先の選び方でした。
金融関係の会社であれば給料はいいけどかなりしんどいと耳にしていたこともあり、あまり給料はよくなくてもいいからしんどくないところということで今の会社を選んでいます。
これから就職する人へのアドバイス
私の場合特に会社に入って何がやりたいという希望があったわけでもなく結果的になんとなく就職先を決めてしまったという感じです。今まで、もっとちゃんと会社を考えればよかったと考えることもありましたが、今では他の選択をしても良かったのかどうかわからないなあと思っています。
特にこれがやりたいってものがなければ、オススメとはいきませんがこういった就職の仕方もひとつかもしれません。
ただ、就職すれば仕事をしている時間が1日の中で一番長くなります。人生の多くの時間を費やすことになるのですから、就職するときは今後の自分がどうなりたいのか先を考えて決めたほうがいいと思います。
私が就職した頃はもう30年以上前なので当時はまだまだ年功序列、大企業は安定していると言われていましたが、今や年功序列は崩壊してますし、大企業だって倒産しますし吸収合併されたりも当たり前になっています。
もうこれからは、どの会社も安定しているから大丈夫とはいえなくなるでしょう。入社したときとは会社の環境が変わってしまって、自分の方向性と合わなくなってしまうかもしれません。
でもそのときに自分がベストだと思って選択したのであれば後々後悔することが少ないと思います。
もし会社にはいって自分が思っていた仕事につけなかったとしてもやっているうちにそ好きになればそれは幸せなことですし、もしやっぱり自分に合わないのであれば自分のやりたいことを目指して転職するのもひとつです。
当たり前のことになっていまいますが、就職は人生の中でも大きな節目になります。もし就職が近い将来に控えているならば、深く考えたからといっていい結果が待っているわけではないですが、時間をかけて考える価値はあると思いますので、ぜひ実践してください。
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